博多に行ってきました。
先週、土曜日に博多で開催された「遺品整理士認定協会合同セミナー」に参加してきました。
当日は、朝早い電車で移動開始!会場は駅から近く、以前、日本カウンセリング協会の講習会会場と同じビルだったので数年ぶりに行きました。セミナー内容は、現在、開業している会社の社長様2名による講話がメインとなり「売上・集客・満足度の三大アップセミナー」と名付けられていました。短時間でしたが、内容の濃いセミナーでした。
・「遺品整理業者の地位向上を目指しての活動」・・・(株)友心取締役 本多秀和様
福岡県で業を営んでおられます。現在、行政などからの依頼も多く、また、特殊清掃の件数も増えつつあるとお話しされました。地域貢献も多くされていらっしゃる話は、私たちもこうなければならない!と強く思い、大変参考になりました。
・「リサイクル率80%への道」~買取とリユースの具体的な方法~・・・(株)IRIE代表取締役 北口正美様
同じく福岡県北九州市で、不用品回収業と遺品整理業を営んでおられます。とても色々な経験をされたうえで現在につながっている会社経営で、リサイクルにおいても知識や経験が豊富で「なるほど!」と思う部分が何度もありました。
・「遺品整理士として、ご遺族に『ありがとう』といわれるためには」
・『選ばれる』遺品整理士、遺品査定士、事件現場特殊清掃士となるため・・・一般社団法人 遺品整理士認定協会 事務局長 伊藤友勝様
地域によっては、遺品整理士という言葉が認知されていないのが現状です。本来、ご遺族・ご親族で行っていた遺品整理を皆様に代わって行う仕事ということを皆さんに認知してただけるよう取り組んでいくことが大切だと皆さん話されていました。また、遺品整理業は多くの法律が絡んでいる業種です。これまで多くの皆さんは、法律を知らずに色々な会社へご依頼されていたようです。確認事項も知らないので、言われるがままに代金を支払っていたというのが現状のようです。実際に、行政処分をされた会社もあります。
遺品整理士認定協会の皆さん、九州でのセミナー開催を心待ちにしていました。本当に新しい分野の話ばかりで、刺激にもなり、今後の会社での位置づけを考える良い機会につながったと思います。北海道から出向いてくださりありがとうございました。今後もご指導のほどよろしくお願いいたします。また、今回は多くの方と出逢う機会になったのですが、名刺交換などできない方も多く、時間が惜しいと思えたセミナーでした。次回は、早々に情報交換などできるようにと心構えもできました。参加された皆さん、お疲れ様でした。(●^o^●)
(感想)
遺品整理士の資格を持っていても、家から整理した荷物を持ち出すことはできないのです。多くの許可業者との連携を必要とします。それが確立した部分から、私たちの仕事となり、皆様に安心して依頼していただけるような事業へと発展させていかなければならないと強く思いました。当社には、まだまだ多くの課題が残されていることに気付きました。実際に業として営んでいけるよう、次に遺品査定士の資格を取得し、古物商の許可の手続きをしたいと思います。また、延岡市への働きかけのも大切ですが、地域の社会福祉協議会の皆様や、地域包括センター、高齢福祉課、リサイクルショップ、各福祉施設などへのPR活動も力を入れていかなければいけません。やることはたくさんあります。
このようなことを一緒に進めてくれる方を募集したいと思いfacebookページなどでも呼びかけさせていただいています。資格取得や仕事に興味のある方からのご連絡をお待ちしています。
最後に、各都道府県、各市町村や自治体でも家庭ゴミの取り扱い方は違っています。先ずは、ご自分の地域にどのような決まりがあって、どのような流れでごみが回収、収集運搬、処分されているかを知ることが大切です。物によっては、回収されないものも多々あるので、廃棄する際には市町村、各自治体へ問い合わせましょう。農薬や薬品、消火器などは、市町村で取扱いできません。専門の業者に問い合わせましょう。当社でも構いません。